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超広角レンズという選択

広角レンズといえば、すでにフジ謹製のXF14mmF2.8を保有しております。
しかし、換算21mmでは、画角足りねぇと。
広角病を患ってしまい・・・

C2c0XlYUkAA1mpp.jpg

SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CS
ついに買ってしまった・・・。

最後までフジXF10-24mmF4と悩んでましたが・・・
値段が倍違うし、星景写真を考えるとF4通しは暗いんじゃないかなって。
・・・と、自分を言い聞かせてのSAMYANG 10mmF2.8選択。
しかし、XF10-24mmF4は普段使いにすごく使い勝手良さそうなのよね...(

さて、SAMYANG 10mmF2.8君ですが、第一印象は・・・
重い!でかい!
なんと重量は625g。
ちなみにXF50-200mmF3.5-4.8は580g、XF10-24mmF4は410g、XF14mmF2.8は235g。
手ぶれ補正もないMFオンリーの単焦点レンズなのに、何が詰まってるんでしょうね・・・。
確かにレンズは9群14枚と多いが。

で、写りですが、いいですよこれ。あんまり使えてませんが。

DSCF4532.jpg

画角こそ正義。
野辺山の電波望遠鏡の、大迫力の後ろ姿。

よくわかりませんので、14mm(換算21mm)と10mm(換算15mm)の星空撮影の比較。

C07uK02VIAAA0m1kai.jpg
換算21mm

C2xyfSJVIAAVcwkai-.jpg
換算15mm

どっちもクソみたいな写真なのはさておき。
換算21mmだと冬のダイヤモンドがギリギリ入るくらいですが、
換算15mmだと余裕を持って入りますね。さらにはむつらぼしまで。
冬の星空には10mmのレンズが必要だって、はっきりわかんだね。

ちなみに花火撮影にも使いたい所存。
花火撮影を専門にしてる人はあまり広角レンズ使わないようですが、
私は最前列で目でも耳でも楽しみたい人なので、広角レンズが重要なんですよ。
視界いっぱいに広がる大迫力のスターマインを絵に収められると思うと、夏が待ち遠しい!!!
袋井の花火も収めきれるかしら・・・???
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南天の星空

このGWにオーストラリア・ケアンズに行ってきました。
前回のスイスと同じく、祖母と二人でw
ケアンズ市街、キュランダ村、グリーン島など、回ってきました。
雰囲気の穏やかな素敵な町でした。

本記事では、今回の旅行の(個人的な)最大の目的である、
南天の星空
についてだけ触れておきます。

南天の星空といえば、星空のメモリア・衣鈴√
衣鈴がかつて見て感動したという星空、ぜひ見てみたいですよね!!!!

ケアンズには多くのオプショナルツアーがあります。
そのうち、ドキドキツアーズさんが運営する
満天の星空とワイルドアニマル探索ツアー
に参加しました。
HISのパック内に含まれていたものです。

人間の街中で活発に動くワラビーを見た後、郊外に行って星空観望。
ちなみにワラビーは日本で言うところのネコみたいな扱いです。
人口より多いカンガルー含めて現地での価値はゼロ。

で、星空観察は45分くらいあったかな?
星の撮影は長時間露光が必要なので、参加される方の参考になれば。

空の暗さとしては、車内灯のついたバスを降りてすぐ天の川の存在がわかるレベル。
目が慣れないと見えないものだと思っていたのだけど。

DSCF1206.jpg
X-A1+XF14mmF2.8、ISO3200、SS30sec
赤道儀を持って行かなかったので、追尾は無しでの撮影です。
換算21mmくらい広角だと30sec露光しても、星の動きはそれほど気になりませんね。

ちなみに眼視では、ここまで見えません。
それでも目で楽しむだけで十分に美しい星空でしたけどね。

さて、星空写真恒例の画像弄りしてみます。JPEGを、ですが。
RAWから弄るよりJPEGで出てきたものを弄った方が手軽な印象...
方法は下記のとおり。
OLYMPUS Viewer 3で明るさやコントラスト、トーンカーブを弄り、
Corel PaintShop Pro X8で最後にデジタルノイズフィルターをかけます。
以上、素人の手抜き自己流。
色合いなどはオートWBで出てきたものをそのままです。
後者のソフトは本来RAW編集のために買ったのですが、全く活かせていません。
明るさとコントラストを弄るにしてもOLYMPUS純正のが使いやすいなと思ってます。

で、産物のがコレ
ケアンズ天の川160505ISO3200NR
個人的には十分です。もはや眼視からかけ離れてるけどw

ケアンズ天の川160505ISO3200NR - 名前入り
主な星座や星の名前を付けてみた。
やってみたくなるよね、1回はこういうの。

ケンタウルス座α星のアルファ・ケンタウリが真珠みたいに写ってて綺麗です。
30sec露光してるのに綺麗な球形してますね...横にある青いβ星も同じく。
ここまで大きく丸く写ってるのはコレ1枚のみ。なんでだろ。

火星(アレス)とアンタレス(アンチ・アレス)。
最近プラネタリウムに行くと定番と言っていいほど出てくるネタです。
どちらも赤く美しい。

Ω星雲やエータ・カリーナ星雲は高倍率・追尾有りで撮影してみたいところ。
下の方は雲が出ていて、大マゼラン雲・小マゼラン雲は見ることができませんでした。
いつかまた来たいです、南半球。
ケアンズのような赤道近くよりは、シドニーやパースといったより南の方が良いのかしら。

ちなみに、物心ついてから天の川の実物を見たのは、これが初めてのような気がします。
今年こそは日本からも天の川を是非観に行きたいです!!!!

赤道儀

ついに買いました、赤道儀。
といっても、2ヶ月くらい前ですが(
まだ実動は2回ほど・・・天気や月の状況などで機会に恵まれず。

CZFLLMLUYAAcdrR.jpg
何に使うのか、実物を見てもここまでわからない製品というのも珍しい。

選択した製品は、ケンコースカイメモS。3.5マソほど。
競合同価格帯のビクセンポラリエと比較して、
耐荷重が大きかったり、極軸望遠鏡が標準で付いてたり、優位ですね。...そのぶん重いけど。
5kgまで載せられるのであれば、天体望遠鏡も視野に入ります。

組み合わせる三脚は、エツミE-2084です。自称耐荷重0.2kg・・・w
耐荷重表記は、メーカー自主表記のため、あまり意味は無いとはいえ、なぁ。
その10倍近い重量を載せるのは。

CcnuX8UUYAA9qEY.jpg
脚の強度はまだ大丈夫そうですが、樹脂製雲台が流石に音を上げそうです。
微妙にたわんでる気が・・・。

DSCF0459.jpg
オリオン大星雲。
XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II
FL:230mm(換算345mm)、F:6.7、ISO:3200、SS:20sec、WB:AUTO

空の状態が悪く、ここまで望遠でも空に白みが乗ってしまいました。
仕方がないので、画像編集しちゃいましょう。

DSCF0459 (2)
前回の赤道儀なしで撮っても感動していた画像とは比べ物になりませんな。
OLYMPUSの画像編集ソフトでJPEGを弄っただけですが、ここまで情報が隠れているんですね。
RAWのまともな編集ソフト欲しい。

DSCF0459(3).jpg
等倍切り出しはまだ辛いです。
ISO感度下げて、長時間露光できればもっと良いかしらね。

DSCF9943_1_20160410010025010.jpg
うしかい座のアークトゥールス。春の夜空で黄色く一番明るい星。
XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II
FL:230mm(換算345mm)、F:6.7、ISO:6400、SS:20sec、WB:AUTO

こちらはJPEG直出し。
ISO6400に上げているのに空は黒く、この日のコンディションは良かったです。
ただ、感度ゆえに黒にノイズが目立ちますね。

テレ端での露光時間は20secが限界ですな。
30secにて何度か撮りましたが、しっかり点で撮れているものはゼロでした。
20secでも失敗多く、今上げた写真も本当の点像は得られていません。
極軸はそれなりに合っているようなので、風は天敵。


(余談)
CeOyRmiUYAEhBEu.jpg

マシな三脚買いました。
SIRUI T-1005X+G10雲台。中古を1.4マソほど。
うちの三脚とは比べものにならないくらい造りがしっかりしてます。
流石に重さはありますが、このクラスでは軽い方の模様。
あと、縮長短いです。←重要
まだ赤道儀と合わせて使っておりませんが。

北陸旅行('15.12.12-12.13)

新たなレンズを携え、友人と北陸旅行へ。
12/12-13の日程にて、石川金沢→富山氷見→岐阜白川郷付近の旅。
今回はうちのルーテシアRSちゃん1台で、往路は北陸道経由、復路は東海北陸道経由です。
時期が時期だけに雪が心配されましたが、幸いにも雪とは無縁でした。
東海地方から北陸に行くなら、雪関係なしに北陸自動車道経由がオススメです。
両方走った感じ、東海北陸自動車道はトンネルばっかで全く楽しくなかったので。

以下、写真をペタペタ(ずぼらな人間なのでJPG直出し)
レンズはほとんどXF14mmF2.8。一部XC16-50mmF3.5-5.6

1ヶ月ほど経っていますが、今改めて思い出すから意味あるんです!!!(


続きを読む

望遠レンズ(XC50-230mm)、星空撮影

CYCFX3eVAAA2Ebw.jpg

望遠レンズを導入しました。で、でかい。
XF55-200mmF3.5-4.8も悩んだのですが、結局値段に惹かれてXC50-230mmF4.5-6.7に。
OISⅡの新品未使用をヤフオクで1.8マソ...この値段には抗えません。
とりあえず焦点距離を揃える。
撮れると撮れないは大きな差です。
せっかく望遠抜きキットを格安で買ったのに、望遠レンズを後から購入したので、総コストは結局Wレンズキットとほとんど同じに...

もちろん値段だけで選んだわけでもないのです。
より幅広い焦点距離をカバーするうえ、何より軽量(580g>375g)です。
それに、昼間の写りは大差ないというレビューもちらほら。
明るさはXFの方が優秀なので、暗所撮影ではXF優位なのだそうだけど。

では、天気もいいし、星を撮りに行ってみましょうか(マテ
こんな暗いレンズでどれだけ撮れるのかを。
PULLTOPの新作「見上げてごらん、夜空の星を」を最近やってるせいで、星が観たかったのよね。

16M→4M(50%縮小)
DSCF9970.jpg
FL:230mm、F:6.7、SS:5sec、ISO:6400、WB:AUTO
おぉ!?
オリオン大星雲M42, M43が写った!!!
感度アゲアゲだし5secも露光してるしで、等倍で見れたものではないけれど...
望遠鏡で見たことがないので、感動ものですよ、これ。

DSCF9966.jpg
FL:50mm、F:4.5、SS:5sec、ISO:6400、WB:AUTO
オリオン大星雲を探すためにワイド端50mmで撮っていた画像の1つですが、これもなかなかお気に入りです。
ベテルギウスの色も出ています。

ISO6400でも、空の黒にノイズが乗らず見られる画像になるのがすごいですね。
APS-Cだと普通なのかな?XZ-1なんかISO400程度でも見るに耐えない状況だったのに。

DSCF9962.jpg
FL:230mm、F:6.7、SS:5sec、ISO:6400、WB:AUTO
シリウスを狙い撮り。
明るい星はモニタに写るのでテレ端のままでも簡単に探せますね。

2万以下のレンズだし、こんだけ楽しめれば上等。
安いし、どんどん使っていけるね。万一壊しても諦めがつくお値段の魅力。

(余談)
XF14mmF2.8で撮った画像も1つ。
DSCF9955.jpg
FL:14mm、F:3.2、SS:30sec、ISO:640、WB:AUTO
星いっぱい。でも、広角撮影は容赦なく光害が乗っかってくるのう。

赤道儀ほしいいいい。
もっと望遠レンズほしいいいい。
ケンコーのスカイメモSと、ビクセンかボーグのアポクロマート屈折式鏡筒を狙おうかしら...
プロフィール

みすとる

Author:みすとる
某技科大修士卒の社会人

ルーテシアRS(Ⅳ)オーナー

車、オーディオ、旅行のことなど書いていこうかと


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『この大空に、翼をひろげて FLIGHT DIARY』世界はひろがっていく―― 時雨佳奈子Ver
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