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自作ヘッドホンアンプ制作②~製作編~

さて、製作編です。
無駄に長文化してるので、予めご了承ください。
まぁ、それだけ労力・時間・お金を注ぎ込んだということなんですがw

※先に~完成品編~を読んで頂いていることを前提に書いています。

↓ケースの制作に用いたマホガニー材。
RIMG0252.jpg
ホンジュラス産のマホガニーで、現在では伐採禁止の希少木材らしいです。
あ、使用した木材は正規品だと思いますよw
木材の購入は恒例の府中家具.comを利用しました。
こういう珍しい木材まで切り売りしてくれるから、この店好きなんですよーw

すでに良い感じの色合いですが、受け入れまま利用するのは流石に芸が無さすぎですよね!w
というわけで、塗装します。
ただし、せっかくマホガニーを使うのですから、表面の質感を損なうのは勿体ないです。
ましてやラッカースプレーで塗装なんて論外です。
そこでいろいろ調査・考察した結果、オイル仕上げを行うことに。
オイル仕上げは木材表面にオイルを染み込ませ、しっとりとした質感を与える塗装法です。保護効果は薄いものの、木材らしさを残した自然な仕上がりが期待できるらしいですね。

オイルを求めてホームセンターに出かけましたが、あんまり透明色のオイルって置いてないんですね^^;
何らかの色つき塗料が添加されたものが殆どでした。
マホガニーに対して色的な添加も外道でしょうw
何件かホームセンターを廻って、ようやく見つけたのが亜麻仁油でした。
調べてみましたが、比較的入手し易く安価なのが特徴らしいです。ただ、乾燥後に木材が黄色く変色する黄焼けという問題があるようですが、マホガニーのような濃色系の木材ではさほど問題にはならないっぽいですね。
安価とは言っても、400mlで1,400円近くしましたが(苦笑)

で、オイル仕上げに取りかかったわけですが、いろいろコレが大変でねー。
本当に油汚れはイヤですね!ww
ご想像にお任せしますが、何かと悲惨なことになってしまったので・・・。
本当は多重塗装を行う予定だったのですが、結局のところ2層で断念することに。
少ない方が木の質感は残るから良いよね!と自分に言い訳をしてですがw

↓塗装・乾燥後がコレ
RIMG0254.jpg
正確には乾燥後に#1200のエメリー紙で研磨してあります。
工程は、#400→オイル2層仕上げ→#800→#1200って感じですかね。
まぁ、研磨をしても大して光沢は増えませんでしたけどw
肌触りがサラサラになるくらいです。
写真では分かりづらいですが、結構な光沢があるんですよ、これ。
特に木目に対して垂直方向から見たときには、本当に金色に輝くんですよねぇ。
初めてオイルを塗ったとき感動したのは僕だけじゃないはずw
↓こんな感じ
RIMG0255.jpg

そして穴あけ加工です。
↓使用したドリル(新興製作所製 SVV-130)
RIMG0276.jpg
ずいぶんと立派なドリルですが、近くのホームセンターで2,480円で買ってきたドリルでございますw
いやー、安すぎるでしょ、これはww

フロント・リアパネルに使用した木材は厚さ10mmですが、パーツ等の取り付けを行うためには厚すぎます。
パーツのネジ切りをしてある部分の長さが圧倒的に短いんですよね。
というわけで、考えに考えた結果、2段穴をあけることにしました。
でも、2段穴ってどうやってあければ良いんだろうって話になりまして、またいろいろ探したのですが、最初に思いついたのはエンドミル(苦笑)
先端が平面といえばコレでしょう。
ただし、入手性が非常に悪く、普通はホームセンターになんかには売っておらず、径の大きなものはかなり高価格です。何より、エンドミルは本来はフライス盤に付けて使うものなので、おそらくハンドドリルでは手ブレで大変なことになるのは目に見えてますしね^^;(センターを固定する先端刃が付いてませんし、側面でも削れてしまうので。)
↓そして、ホームセンターを彷徨いていたら、ふと見つけたのがコレ
RIMG0257.jpg
フォスナービットというものです。
木材に深穴加工ができるビットらしく、やはりこういう専用のものはあるんですね~。
買ったのはφ25mmのものですが、値段は680円と手頃でした。
これで勝つるww

↓その他用いたドリルビット
RIMG0267_20100220170645.jpg
φ12mmを除き、他は鉄鋼用を購入しました。今後のためにも。
φ5mmとφ6mm、φ12mmは百均クオリティですが、φ8mmだけは百均では入手できずホームセンターで購入。880円もしますたorz

↓加工前に描いた極低クオリティな製図
RIMG0269_20100220171001.jpg
深さとか失敗しそうだったので描いてみました。
全力で描いたものですが、いろいろ残念なことになってますね。
まぁ、機械系は専門じゃないのでw
工夫した点はやはりボリューム回りでしょうか。
φ25mmの深穴ではボリューム本体を入れるにはギリギリであり、その結果、ボリュームの軸が入る穴の中心と、深穴の中心はズラす必要があります。
これは製図しておいて絶対に正解だったと思います。

で、多少の誤差のある仕上がりでしたが、まずまず上手くいきました。
↓そして、パーツを取り付けたのがコレ。
RIMG0262.jpg RIMG0258.jpg
フォスナービットのおかげで綺麗な2段穴をあけることができました。
先ほど製図のときに言っていたボリューム回りの穴あけが一番大変でした。
先に径の小さい軸の入る穴をあけた後、フォスナービットで深穴をあけるわけですが、2つの中心が近すぎるため、先にあけた穴の方へフォスナービットの先端刃が逃げてしまうんですよ。同軸穴になってしまったら意味がありません。気合いで抑え付けながら、どうにか所定の中心で深穴をあけることができましたが。
まぁ、努力の成果もあり、綺麗にボリュームが収まっています!嬉しかったー。

あとは、底板にこれを取り付け、基板を載せ、配線し、サイドパネルおよび天板を取り付けをして完成です。
ほとんどの接着は木工ボンドを用いました。
↓できたもの(写真は使い回しですw)
RIMG0327.jpg RIMG0357.jpg

基板のスペーサーには余っていた黒檀ブロックを用いました。
本当は釘で打ち込みたかったのですが、黒檀硬すぎワロタwなことになってしまいましたので、アロンアルファ接着です(苦笑)
驚くほど釘が入っていきません・・・。本当に。

ちなみにフロントパネルの白色LEDも含め、これらのLEDは電源から並列に繋ぎました。念のため電流制限抵抗として75Ωの抵抗を挟んであり、白色LEDはまだ明るすぎたので470Ωの抵抗を並列に接続し輝度を落としました。
本当はどれか一つのLEDは、回路中の本来LEDが入る場所に置きたかったのですが、いくら頑張っても回路中のLEDが光らないという謎の現象が起きておりまして諦めました^^;
回路中のLEDは、それはそれで意味はあるようなので問題も考えられますが、現状では指したる不具合は起きていません。
あとは、LEDを並列に繋ぐとアンプ側の回路に流れる電流が減りますが、音量が多少取り辛くなる以外に、何か問題でもあるのでしょうか。分かりません。

同時うpの完成品偏で、残念なことになっていたリアパネルの蝶番ですが、こうなった経緯を説明しますと・・・。
こちらも当初は釘で打ち込む予定だったんですよ。
しかしながら、打ち込もうと頑張っていたときに、リアパネルが接着強度不足で外れそうになってしまったため断念、そして信頼の(?)木工用ボンドで接着した結果がコレです。
ただ接着面にボンドを塗っただけでは、真鍮のボンドとの親和性が無さすぎて、全く接着できず、しょうがないので蝶番を覆う感じにボンドを盛り付けました。当然ですが、これでも強度は決して十分とは言えず、逆側に天板を倒すと一瞬で破断することが容易に想像できますね^^;
開閉の際も変な力が加わらないよう慎重に行いますw

この開閉式の蓋を支える茶色のバーの木材は、白樺を用いました。
・・・というと妙に綺麗に聞こえますが、単なる割り箸を切って油性ペンで塗装しただけですw


まぁ、自分でもよくこんだけの努力をできたなとつくづく思いますw
無駄が人生を楽しくするのだと信じています(何

○製作期間:1ヶ月少々。実質作業時間は以下の通り。
 ・基板・配線→約9時間。
 ・ケース制作→作業時間はたぶん12時間くらい。その他には乾燥時間など有り。

○経費:合計金額は約17,000円。内訳は以下の通り。
 ・パーツや端子など→約7,000円。
 ・ケースの木材→約2,200円。
 ・塗料や切削工具など→約7,800円。

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No title

こういう作業工程って分からないなりにも何故か読んでて楽しいです。
(基板や音に関しては全く理解できず、木材の加工でも「2段穴ってナニ?」って感じで読み進めて8枚目の画像でやっと納得したりしましたw)
自分は何も出来ないからなぁ…原因は何もやらないからですがw

あと、1万ヒット越えてたそうですね。おめでとうございます。
普通に考えて1万って結構な数字ですし、否応無しにテンション上がるんでしょうねw

No title

早速のコメントありがとうございます^^
僕も人の作業工程を読むのは大好きな人間なので、できるだけ頑張って書いてみましたが・・・。

2段穴については、勝手に付けたような名前なので・・・^^;
何か良い名前が思いつかず、見たまんまを呼び名にしましたw
確かに分かりづらいですね^^;(まぁ、写真を見て分かって頂けたようなので、良かったですけど^^)

こんな辺境のブログで、1万ヒットは嬉しかったです^^
皆さんに感謝って感じですね~。

ところで例の掲示板はどんな感じなのでしょうか?
実はついこの前PCが壊れた時にブックマークも吹き飛んでしまったんですよねorz
宜しければ、URLを貼って頂けませんか?

No title

>2段穴については、勝手に付けたような名前なので・・・^^;

ナ、ナンダッテー
てっきりそうゆう専門用語なのかと思ってました(汗


PCは何度か壊れてしかも今度はデータの復旧(?)も不可だったとかでしたっけ?
掲示板は放置してしまってましたね…
http://mbspro10.uic.to/user/dprddec.html

No title

だって、良い単語が思いつかなかったんです><
正確な用語で一番近いのだと、本文中でも使ってる深穴とかですかね。
深穴っていうと完全に行き止まりの穴ってイメージなので、ちょっと外れるような気もしますが^^;

URLありがとうございます^^
はい、ブックマークの吸出しが出来ませんでしたorz
存在意義の怪しい掲示板ではありますが、一応伝統として残しておきましょうか。
そちらにもコメント入れさせてもらいます^^
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Author:みすとる
某技科大修士卒の社会人

ルーテシアRS(Ⅳ)オーナー

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