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V-CAN II (感想2)

まず、中身(と裏面)の写真。
RIMG1782.jpg RIMG1786.jpg
RIMG1788.jpg RIMG1789.jpg

裏面は滑り止めの粘質のスポンジが貼り付けてあります。簡素ですね。
内部のコンデンサは全てJAMICONという米国メーカーのものですね。汎用品かな?
評判はあまりヒットしませんが、良い話は聞きません。カップリングもコレというのはどうなんだろ。
電流増幅段はディスクリート、電圧増幅段のオペアンプはMC33079Pとなっています。
ぶっちゃけ回路は読めませんし、無論良し悪しなんて全く分かりませんw(←電気的知識皆無)

以下、音質の感想をば。
環境はノートPC→CARAT-TOPAZ Signature(USB入力)→V-CAN II という構成になっています。
ちなみに、ヘッドホン出力は標準とミニの2系統ありますが、両方に繋ぐと音量は下がります。
入力インピーダンスが変わるからか、両方に刺さっている状態と片方しか刺さっていない状態では、微妙に音が違う気がしますが、出力インピーダンスは十分に低いはずなので、たぶん気のせい。
とはいえ、一応片方に刺した状態で聴いています。もっとも、両者を違う表現にできる気はしませんがw

※あまりHPAを持っておらず数は聴いてないので、あくまで“感想”や“印象”ということで読んでやって下さい。
プラシーボも盛大に含んでいると考えてもらって構いません。

・全体的な音質の印象
音のバランスは低音≧中音>高音かな。
高音は伸びは不足気味で、量感も少なくなる。線は細め。
中音~低音は分厚く、力強く鳴らしてくれる。
音場は狭めだが、定位は安定している。
音数が多くなってもゴチャゴチャした感じはなく、分解能に不足は感じない。
デフォルト管のHA-1Aの柔らかさを抑えて、高音を大人しくした音という表現が一番しっくりくる感じ。
基本的に艶っぽさを感じる分厚い音だが、音のキレは悪くなく、透明感もある。
抑揚が強い音でノリ良く、音楽を楽しく鳴らしてくれる。

・ATH-W1000との組み合わせ
デフォルト管のHA-1Aとの相性の良さをそのまま感じられる。
しかもW1000の特徴であるボーカルの透明感をHA-1Aよりそのまま出してくれる印象で、かなり好印象。
瑞々しくも分厚いこのボーカル表現は素晴らしい。
金属質の太い高音をもつW1000だが、高音は細身を帯びて、繊細感が増すのも良い感じ。
HA-1Aのような高音の粗さは感じられず、量感は抑えられ、聴きやすい。
少し伸びが不足を感じることもあるが、そこまで気にならないかな。

・HDJ-2000との組み合わせ
低音は量より質な思想をもつ僕だが、ここまで量感のある低音に感動したのは初めてかも知れない。
低音の質は量感とともに下がる印象があったが、この低音はそうではなかった。
制動の効いた弾力性がある低音、音には躍動感を強く感じ、聴いていて楽しい音。
高音はかなり不足しているが、音量を上げて無理やり出せるので、気にしないw
音量をどこまででも上げられそうな錯覚があるくらい聴きやすい音である。
低音の量感は凄いのに、音量を上げても、全音域において透明感が感じられるのは素敵。
HA-1Aを組み合わせた時は暑苦しい音で嫌になったものだが、これとの組み合わせでは暑苦しくない。
しかし、これを聴いてしまうと、他のW1000とK601は薄くスカスカに聴こえてしまうので、扱いに困る。
ついつい音量を上げてしまう組み合わせなので、耳に悪そうだけど、まぁ、長時間使わなきゃ良いよね^^;

・K601との組み合わせ
高音が細くなりすぎて、歪っぽく聴こえるうえ、伸びの不足を感じやすい。
あまり良い印象がないのは、以下に書くとおり、TOPAZsでまともに鳴ってくれるからだろう。
K601に限ってはTOPAZsとの比較を行うが
音のバランスに差異はあまり無く、TOPAZsの方が全体的に良い感じ。
TOPAZsの方が音場が広く、情報量も多い。
V-CAN II の方が音が近いので、迫力があるように感じるが、力強さは同じくらい。
両者の低音の量感は同じくらいだが、TOPAZsの方が締りが良い。
高音はTOPAZsの方がよく伸びて、同じくらい細いものの歪っぽさは感じにくい。

・ATH-EM9Dとの組み合わせ
K601同様、高音が細すぎて歪む。
これも何故かTOPAZsの方が良いんだよなぁ・・・。
低インピーダンスなのに・・・って感じではあるが、元々主張の強い音だからかも知れんし、低インピーダンス駆動から生まれる癖がうまくマッチングしてるのかも知れんね。

・HP-D7との組み合わせ
HA-1Aと相性の良かったヘッドホンであるが、これもまた良い感じ。
ただ、デフォルト管のHA-1Aのように暑苦しくない点が好印象ではあるものの、引き換えに曇りを艶に変えてくれるような錯覚もないため、魅力としてはHA-1Aの方があったような気がする。
しかし、曇り気味の音のわりに、テンションが高く、楽しく音楽を聴かせてくれる。
HDJ-2000より下が伸びないからか、低音の締りが良く、スピード感がある。

・SE-MJ71
あれ、こんなに音悪かったっけw
なんか低音過多&音が近さで音がゴチャゴチャする。

・MDR-EX700SLとの組み合わせ
実はEX700SLをDAP以外で上手く鳴らせた経験がありません。
今思うと16Ωという低インピーダンスの駆動は難しかったということなんでしょうけど。
これも高音が細くなりすぎが気になるものの、なかなか良いんじゃないかなぁ。


コンデンサを交換したら音は良くなるのかも知れないけど
これはこれで整合の取れた音なので、改造はしません。
逸品館のV-CANのレビューにあるように、製作者の意図した音ってのがこれなんだろうと。
良いHPAだと思います。

TOPAZsで合わないものはV-CAN II で良くて、TOPAZsで良い印象だったものはV-CAN II でいまいちって傾向があるような気がする。K601を鳴らしてみると、そんな音の傾向が違うHPAでもないのだが、TOPAZsの出力インピーダンスが高すぎてヘッドホンを選びすぎなだけか。ま、使い分けできそうです。

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